「想い」の力を知る

あなたは、将来のことにどれだけの想いを寄せていますか。

受験生であれば、志望校にどれだけの想い入れがありますか。

人の心を目で見ることはできませんが、人に心があることは誰もが自覚できます。
しかも、そうした心が大きな力を持っていることは、「××の一念、岩をも通す」といった表現があり、古くから様々な場面で使われてきたことでも分かります。

例えば「人の一念」や「思う一念」といったものから、「女の一念」「男の一念」さらには「乙女の一念」まで。 いずれにしても、様々な時代を生きた先人達が心の力を信じてきた証だといえます。

ところで、この表現の原型は「虚仮(こけ)の一念、岩をも通す」という諺です。
虚仮とは「虚仮にする」といって「馬鹿にする」という意味で使われます。
元々は仏教用語で、「内心と外見が一致しないこと」「真実でないこと」という意味から、 「物事の本質に明るくない人」「実の伴わない人」ということになります。
つまり、「どんなに未熟で実のない人間に見えても、一心に念じる心があれば、その思いが通じる時が来る」という諺です。

また、「雨垂れ石を穿(うが)つ」という諺もあり、 一定の場所に落ちる雨垂れは、長い間に下の石に穴を開けるという意味から、小さな力でも根気よく続ければ成功することができるという諺になります。

このことから、私達は「想い」の大切さを知らなくてはなりません。
想いは、言葉や行動を媒介にして他に影響を及ぼします。
たとえ言葉や行動に出さなくても、心で想うだけで相手にそれが伝わることがあります。
さらに、それを言葉にした時、とても強いパワーが発せられます。
昔から言葉には魂が宿ると考えら、「言霊」(ことだま)と言われてきました。

もし自分の心に照らして正しいと信じられる道があるなら、勇気をもってその道を選べる心の強さを持ちたいものです。大人になっても簡単にできることではありませんが、思春期の頃から自分の心と向き合う習慣を身につけて行くことは、とても良いことです。

そして、あなたが自分の将来を映画のワンシーンを見るかのようにイメージ出来たら、それだけ強い想いが持てるようになったということです。
その瞬間、あなたは未来を引き寄せたことになります。

実は、それこそが、一発必中の合格力なのです。

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