受験生の親へのアドバイス 4つのアドバイス

私は4人兄弟の長男でした。

4人とも大学へ進学しましたが、皆浪人をしています。
当時は、浪人して難関校を目指すのが当たり前の時代でした。
そのため、私の母親は、高校受験・大学受験を10年間経験することになりました。

10年間、必ず誰かが受験生だったわけです。

こうなると、家族も受験生に必要以上に気を使いません。
受験生がいる生活が当たり前になってしまったのです。

そんな私から、受験生の母親の皆さんにアドバイスです。

☆アドバイス その1
受験期を乗り越えるコツは、親も、本人も必要以上に気を使わないことです。
お互いに気を使い過ぎでイライラしたり、悩んでいては、勉強どころではなくなります。

ヤル気スイッチさえ入ってしまえば、あとは勝手に勉強します。
勉強法の良し悪しについては、プロのアドバイスが必要な場合もありますが、
まずは、本人がヤル気を出さないことには始まりません。

☆アドバイス その2
普通は、志望校を選ぶ過程でヤル気が出てくるものです。

◇高校や大学に進学したらやりたいことは何ですか?

◇自分がやりたいことが出来る学校はどこですか?

◇その学校を見学しましたか? 校風はどうでしたか?

まずは、この3つの質問に答えられるようにしましょう。
答えられるようになれば、本人の中で受験に対するイメージが固まっています。

逆に、いくら時間をかけて考えても1つ目の質問にさえ答えられないようでは、
そもそも、勉強してまで進学したい学校が無いということです。
「今時、高校ぐらい出ていないと。」と、親の考えを優先させてはいけません。
進学だけが、人生ではありません。無理をせず、別の生き方を探しましょう。

☆アドバイス その3
見事、上記の3つの質問に答えられるようになったら、
受験勉強のための準備に入りましょう。

◇志望校に入るために必要な受験科目は何ですか?
得意科目で勝負できるようであれば、言うこと無しですね。

◇どれぐらいの学力があれば合格できそうですか?
現在の学力との差があっても、状況によっては克服できます。
正しい勉強法を知れば、
高校受験では、中3の春から学力偏差値は5~15ぐらいは伸ばせます。
大学受験では、高3の春から学力偏差値は5~10ぐらいは伸ばせます。
一般に、学力偏差値が50前後の生徒ほど、「伸び代(のびしろ)」があります。
学力偏差値65を70にするのには大変な労力が必要ですが、
学力偏差値50を60にするのには、ちょっとしたキッカケがあればグンと伸びます。
どれか不得意科目を1つ選んで、徹底的に基礎力をつけてください。
これがキッカケとなり、他の苦手教科の克服や総合力のアップにつながっていきます。

◇合格のために、自分に足りないものは何ですか?
模擬試験を受けることで自分の不得意分野が明確になります。
また、模擬試験の自己採点と復習は必ずやりましょう。

☆アドバイス その4
絶対に、「勉強しなさい」と言ってはいけません。
本人が勉強しようとしていたタイミングで言われると、逆効果です。
お子様に文句を言う時間があったら、「☆アドバイス その2」を親子で実践してみてください。

さて、ここまでお読みになって如何でしたか?

「4つのアドバイスのどれも実践したことが無い。」という方は、すぐにお試しください。

精神的にもすごく楽に、お子様と接することが出来るようになると思います。

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