偏差値の正体 高校受験の偏差値が55から65になるには

高校受験の学力偏差値が55から65になったら、何が起こるでしょうか?

志望校が、2ランク上がります。

公立高校のランキングを見れば一目瞭然です。
トップ校、2番手、3番手までは、偏差値が70、65、60ぐらいの並びになっていることが多いのです。
これは、定員との関係で決まってくるのですが、概ねこのようになっています。

もう少し詳しく説明していきましょう。
学力偏差値65というのは、トップ校の努力圏、2番手校の安全圏です。
実際にトップ校を狙うかどうかは他の要素も見て決めますが、狙える位置に来ます。

さて、ここで学力偏差値を10上げるわけですが、これこそが受験戦略の醍醐味です。

埼玉県の例でいくと、5科目総合の標準偏差は18~20ほどです。
仮に標準偏差が20であれば、1科目あたり20点、5科目で100点UPが必要です。
配点が3点のものならば7問。5点のものならば4問多く正解することが必要です。

学力偏差値55というのは、教科書の内容を十分に理解しきれていないレベルです。
本来は春休み中にしておかなければならないことですが、
中学1年~2年の教科書の内容を総復習して、夏までには終わらせましょう。

国語 ・・・ 文法、漢字は覚えるだけなので時間を作って覚えましょう。
数学 ・・・ 得点源の大半は、3年生で習うことの複合問題です。
できれば、夏までに3年生の教科書をさらっと読んでみましょう。
英語 ・・・ 中学校ではあまり触れませんが、文法のおさらいをしましょう。
中学で習う文法がまとめられている参考書がお勧めです。
社会 ・・・ 歴史で言えば、時代の順序、大まかな年表上の出来事は覚えておきましょう。
理科 ・・・ 単元ごとに得手不得手が分かれる科目ですが、
苦手な単元が何かは、過去に受験した模試から分かっていると思います。
苦手な単元を集中的に勉強しましょう。

そうですね。
学力偏差値65というのは、教科書の内容が理解できていれば取れる成績なんです。
5教科が『オール5』の生徒の実力値は、5科目総合の学力偏差値68~70です。

学力偏差値が70を超えてくると、そこは別世界です。
普通に学校の勉強をやっていては取れません。
『人の知らないことを知っている』レベルと言ったら分かりやすいでしょうか。

たとえば、こんな感じです。
・愛読書は「高校への数学」で、数式を美しいと感じている。
・英語は、長文を構文として捉えることができ、文法はパーフェクト。
・国語は、設問を読んだだけで出題者の意図がわかり、あとは答えを文中から探すだけ。
・社会は、歴史上の人物と年表が完全に一致した状態で、体系的に覚えている。
・理科の定理や計算問題は完璧で、生き物の器官や実験器具の名称を正しく覚えている。

これができたら、学力偏差値は75までは行けると思います。

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